砺波法人会の概況

砺波法人会のあゆみ

砺波法人会は、太平洋大戦での疲弊混乱・納税道義退廃の中、税の重要性を強く意識し、全国的に設立される前に先駆けて、昭和23年7月23日砺波法人会納税協力会として発足、以来、59年間各種研修会等の事業を通じて、正しい税知識の普及と納税道義の高揚並びに会員企業の健全な発展に貢献してきました。
その間、昭和42年3月に全国法人会総連合に入会、昭和48年6月に砺波法人会に改称、昭和51年12月に社団法人に改組、平成23年10月に公益認定を受け、平成24年4月から公益法人としてスタートをし、体質強化と組織拡大のための各種媒体を通じた広報を実施してきました。
設立当時は、現在高岡市である中田、戸出地区を含めた広い地域が範囲でしたが、中田、戸出地区や平成17年11月に福岡町の高岡市への合併により、3地域が減少しその都度 会員企業が減少してきました。
また、平成3年3月19日に青年部会の結成、女性部会が平成8年11月に設立され、新たな原動力として、法人会に新風を吹き込んでいます。

砺波法人会管内の概況

砺波管内は、富山県の南西部に位置し、地勢は飛騨高地から連なる山岳地帯が南部を占め、中心部から北東部に広がる平野部は、庄川、小矢部川が作った扇状地で穀倉地帯となっており、砺波平野と呼ばれている。
管内には、3市(砺波市、小矢部市、南砺市)があり、総人口12万9800人、 総面積930k㎡に及ぶ。飛騨奥地の山岳地帯に源を発する庄川は、全長133kmに及ぶ大河であり、秘境五箇山地方では険しい峡谷を形成し、ここを庄川峡と称し観光地となっている。
管内は北陸有数の穀倉地帯であり、農業生産量は富山県での主要な位置を占めている。
農家戸数は4800戸余りで、管内全戸数の約11%となっている。
砺波市では、大正時代からチューリップの栽培が盛んに行われ、チューリップ球根の管内出荷量は、全国シェアの約20%を占めている。
また、砺波平野の集落は、緑豊かな屋敷林に囲まれた家々が平野一面に碁石を散りばめたように 100mほどの間隔で点在する散居集落となっている。
南砺市では、木彫刻が盛んで、欄間・衛立等を中心とした井波彫刻として全国的に有名で、絢爛豪華な透彫技術から、数多くの日展作家を輩出している。また五箇山の合掌造集落は、古くは平家落人の隠れ里、加賀藩政時代は、藩の流刑地、火薬、和紙の生産地として長く他の地域と 隔絶されていたが、平成7年12月に「白川郷、五箇山の合掌造り集落」として日本で6番目のユネスコ  の「世界遺産」に登録され世界の宝となった。小矢部市では、縄文時代早期からの高床式建物の、柱材 が加工した木柱とそれを立てたほぞ穴と共に発掘された。これは高床式建物の定説を2000年も早く すでにあったことを証明するものとして高い評価がされた。
また、倶利伽羅の古戦場は木曽義仲と平家の合戦跡として、義仲の倶利伽羅峠での夜襲(火牛)で平家を破り、勇名をはせた地である。

法人会入会のおすすめ

公益社団法人砺波法人会は昭和51年金沢国税局長の認可を得て、税務協力団体として設立し、税務知識の普及と適正な申告・納税を実現し併せて健全な企業経営の発展に寄与しています。令和2年7月現在、砺波法人会の会員数は1,095社となっています。砺波税務署管内の半数以上が加入する組織として、有意義な活動を展開しています。

実施している主な事業

イ.税務、経理経営、労務についての説明会、講演会の開催
ロ.機関紙の発行と各種研修用図書及び資料の無料配布
ハ.会員の要望、意見の取りまとめと関係機関への具申
二.企業を安定させ経営者の老後を保証し、従業員等の各種福祉制度の利用
 「経営者大型総合保障制度」
 「経営者退職年金制度」
 「がん保険制度」
ホ.富山県法人会連合会の「法人会メンバーズローン」の利用

砺波法人会組織図

https://www.tonamiho.com/wp-content/uploads/2014/11/sosiki.pdf

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